日本とアメリカの違い Part8(結婚式編)

前回の結婚観に続き、今回は実際の「結婚式」の違いについて紹介していきます。

 

1. 婚前パーティー

日本:結婚前夜や婚前パーティーなどをする風習は特にありません。

アメリカ:新婦側が婚前に行う「ブライダルシャワー」や新郎側が婚前に行う「バチェラーパーティー」というのがあり、独身最後の夜にお酒を飲んだりしてパーッと騒ぐ風習です。特に男性側のバチェラーパーティーでは、ストリップを見に行ったり、飲み過ぎて羽目を外したりしてしまうため、新婦に怒られるケースも少なくないとか(;^_^A

 

2. 招待状のスタイル

日本:縁起物や和風のデザインが使われることが一般的です。

アメリカ:カップルの個性や好みを反映したオリジナリティ溢れたデザインが主流です。

 

3. 式の形式

日本:神社やホテルでの結婚式が一般的です。

アメリカ:教会でのキリスト教式が一般的ですが、非宗教的なセレモニーや異宗教の儀式も増えています。また、思い出のある大好きな場所(グランドキャニオンや海の中、牧場など)で結婚式を挙げるカップルも珍しくありません。

 

4. ドレスコード

日本:男性はスーツが一般的で、女性はフォーマルな和装や洋装を着用します。

アメリカ:ドレスコードはカジュアルからフォーマルまで幅広く、当日着て来て欲しい服装のスタイルや色などを招待状に記載されることが一般的です。

 

5. ゲストの参加

日本:親族や親しい友人が中心に参加します。

アメリカ:広範な友人や知人が招かれ、大規模なパーティーが行われることが一般的です。また、独特な文化があり、ブライズメイド(新婦側)とグルームズマン(新郎側)という新郎新婦の最も親しいメンバー(3~5人程度)が、それぞれの付添人・立会人として活躍します。

 

6. 披露宴のスタイル

日本:新郎新婦がゲストにお礼を述べる「乾杯の音頭」や、生い立ちや馴れ初めのビデオ紹介、両親への手紙が行われることが多いです。

アメリカ:スピーチやダンスが一般的で、新郎新婦だけがゲスト前で最初に踊るファーストダンスやブーケトスなどが行われる。そして、日本人からしたら一番驚くのがガータートス。花婿が花嫁のスカートにもぐりこんで、身につけているガーターを口で外して参列者に向けて放り投げるというイベント!何ともセクシーなイベント。見てる側もしている側もドキドキ感が漏れ出てしまいます。日本と比べるとゲスト参加型のエンターテイメントが充実していることが多いです。

 

まとめ

日本とアメリカの結婚式には、さまざまな違いがありますが、それぞれの文化や習慣が反映されています。どちらも美しい瞬間であり、カップルにとって特別な思い出となるものです。どのようなスタイルを選ぶかは、個々のカップルの好みやバックグラウンドによって異なるでしょう。

いかがでしたでしょうか?

日本とアメリカの結婚式の違いについて、少しでも興味深く感じていただければ幸いです!