日本とアメリカの違い Part6(恋愛編)

これまで、日本とアメリカの違いをいくつか紹介してきました。

今回は「男女の恋愛」について、その違いと特徴についてご紹介していきたいと思います。

 

1. 告白

日本: 「僕と付き合ってください!など、明確に「その日」から交際関係が始まるという日がわかる。
アメリカ:
交際がスタートする際、その時の空気感で決まります。日本で言う告白をするという文化自体があまりなく、ある一定の期間を一緒にデートなどして過ごし、いつしか交際へと発展してくという感じで交際がスタートします。

アメリカでは、同時に何人ともデートを重ねて、自分と一番ピッタリな空気感の人を探すことが普通なので、何度かデートをしたからと恋人気分になっていると痛い目を見ることも・・・(;゚Д゚)

 

2. デートのスタイル

日本: 最初はお互いの友達と一緒に集まったり、レストランやカフェなどで食事をしたりすることが一般的です。
アメリカ: アメリカでは、デートは比較的プライベートな場所で行われることが多く、映画館、レストラン、散歩などが一般的です。


3. 表現の仕方

日本: 感情を直接的に表現することは控えめであり、間接的なコミュニケーションが重要視されます。恋愛感情を示す言葉やジェスチャーなどは控えめですが、そこでは表面に出さないような恋愛の駆け引きが横行しています。
アメリカ: 感情や意見を率直に表現することが一般的で、オープンで率直なコミュニケーションが奨励されます。

※ただし、付き合い立ての相手に「I LOVE YOU」などを言ってしまうと、「重過ぎ」て引かれることもあるのでご注意を!

 

4. デートの進展

日本: ゆっくりと時間をかけてお互いを知ることが重要視されます。一度お付き合いが始まっても、ゆっくりとしたペースが一般的であり、急ぎ過ぎると大抵失敗してしまいます。
アメリカ: 恋愛関係が始まってからは、比較的早い段階で感情を表明し、お付き合いを公にすることが一般的です。また、肉体的な関係を結ぶのも、日本と比較すると圧倒的に早いです。その背景には、アメリカでは体の相性も含めて相手を選んでいるため、デート開始数回目でそういった関係になることも珍しくないとかなんとか・・・(;´・ω・)

 

4. 親の影響

日本: パートナーを両親に紹介することが重要視されます。特に、結婚を見越した真剣交際の場合は、親の承認が関係の重要な要素となることがほとんどです。
アメリカ: 親の影響は一般的には比較的少なく、自立した成人としてのパートナー選びが奨励される傾向があります。

※ただし、ここはアメリカ。相手の肌の色などを気にする親もいます。しかし、アメリカ人は自分が愛した人を親にどうこう言われたくないという気持ちも強いため、最終的には自分でパートナーを決める人が多い印象です。


5. 結婚観

日本: 結婚は一生涯のパートナーシップとして非常に重要視されます。結婚を前提としたお付き合いが一般的です。
アメリカ: 結婚に対する考え方が多様であり、結婚よりもパートナーシップの質を重視する傾向があります。

 

おまけ

ロサンゼルスは、多様性を地でいく文化なので、同性のカップルも数多く街で見かけますし、同性婚も認められているため、パートナーというものの在り方・考え方自体を考えさせられる素敵な街です。そして、それを多くが認めてくれる多様性の街です。


これらは一般的な傾向であり、個々の人々の恋愛のスタイルは異なる場合があります。また、文化の影響は時とともに変化する場合もあるため、必ずしも全ての人々に当てはまるわけではありません。