日本とアメリカの違い Part4(遊び方編)

今回(第4回目)は、日本とアメリカ(ロサンゼルス)の「遊び方の違い」を年代別に紹介していきたいと思います。

アメリ(ロサンゼルス)で「遊ぶ」とはどういうことなのかが、とてもよくわかると思います。

 

幼稚園~小学校段階
日本:学校の周りで友達と一緒に遊ぶと思います。小学生ともなると、近所の公園で友達同士で遊ぶようになるのが一般的です。
また、家に誘ってお友達と一緒に庭のプールで遊んだり、お菓子を作ったり、絵を描いたり、ゲームをしたりすることもあります。

アメリカ:公園や近所の遊び場で友達と遊ぶことが一般的です。しかし、大きな違いは、子どもだけでは遊べないということです。必ず近くに保護者の存在が必要です。まず、公園に行くにも車で送り迎えしてもらわないと行けないし、保護者のいない小学生が子どもたちだけで公園で遊んでることが分かれば、直ぐに警察などに連絡がいってしまいます。そのため、地域のスポーツクラブやチームアクティビティに参加することもよくあり、そういった活動に通わせられない家庭では、安全上の観点から家のバックヤードかフロントヤード、もしくは家の中で遊ぶ程度しかできません。

 

中学校段階

日本:中学生は、学校の部活動に熱中する人が多いと思います。もしくは、地域のスポーツ施設で友達と一緒にスポーツを楽しむことが多くあります。

また、休みの日には、友達と映画を見に行ったり遊園地に遊びに行ったりすることもあります。

アメリカ:中学生は、地元のスポーツチームに参加することが一般的で、競技レベルが一気に高まります。

休みの日には、親が近くの映画館や遊園地などに送り迎えをしてくれ、保護者同伴で友達と遊ぶことになります。

※子どもたちだけで行動することは、まだまだとても難しい年代です。

 

高校生段階

日本:高校生も部活動に力を入れることが多く、野球部、サッカー部、吹奏楽部などなど、様々な部活動に青春を捧げることがほとんどです。

休日は、友達と映画や遊園地だけでなく、都心へ買い物など、行動範囲がかなり広まります。

アメリカ:学校チームでのスポーツが大きな役割を果たし、中でもアメリカンフットボールやバスケットボールが人気です。そういった活動で友達と遊びながら青春を謳歌していきます。

休日は、やはり保護者同伴で出かけることになりますが、中学生の頃よりも門限が遅くなります。

ただし、16歳から車の免許が取れるようになるため、高校時代からはじけ出す人も少なくありません。

 

大学生段階

日本:大学生の間でのグループ活動が盛んで、クラブ活動やサークル活動が盛んです。部活動やサークルでのアクティビティが大変人気と言えます。
また、部活仲間やサークル仲間との交流を目的とした居酒屋での飲み会が、頻繁に行われます。大学生での飲み会はコミュニケーションの場として重要視されています。
同じように、友人たちと一緒にカラオケに行くこともよくあります。カラオケは親しみやすい雰囲気で歌や笑いを楽しむ場として人気です。
アメリカ:大学生の間でパーティーが一般的です。友人やクラスメイトが集まり、音楽や飲食を楽しみます。また、大学のスポーツイベントや試合観戦が大変人気で、大学フットボールやバスケットボールの試合を観戦することがよくあります。
そして、クラブやバーに飲みに行く文化があります。ここでは、日本とは比べ物にならないぐらい危険な誘惑がたくさんあるので、特に女性は注意が必要です。

 

社会人段階

日本:仕事関連や友人同士の集まりが増え、会社での飲み会や友人との飲み会がよくあります。ビジネスの場でも、上司や同僚との飲み会がコミュニケーションの一環(飲ミニケーション)として重要視されることがまだまだ多いです。
また、金銭的にも少し余裕が生まれ、休日や休暇には、観光地や温泉地などへの旅行が人気です。家族や友人と旅行へ行って遊ぶというのも選択肢として増えてきます。
アメリカ:アメリカでは自然を楽しむアウトドア活動が人気で、キャンプやハイキング、ビーチでのリラックスがとても一般的です。
また、プロスポーツの試合観戦も人気です。最近では特に「大谷人気」が爆発的で、メジャーリーグの野球観戦が人気です。
他にも、フードトラックやフェスティバルなどが盛んで、様々な文化や食事を楽しむこともできます。

このように、日本とアメリカでは、特に義務教育期間の遊びの違いが良くわかると思います。日本では、自分で遊びに行くのに対し、アメリカでは、常に保護者が送り迎えしないとどこにも行けない状況なので、日本と比べるとあまり変な行動はできないかもしれませんね😅

その点、日本よりは親御さんも安心?かもですね。