ロサンゼルス生活のメリット&デメリット5選!

今日は、ロサンゼルスでの生活に全く夢を抱かないまま引っ越してきた私が、この10年間で感じたメリットとデメリットをそれぞれ5つずつお伝えしていければと思います。

 

【メリット】

1. 温暖な気候

ロサンゼルスは、「California Weather」と呼ばれるぐらい一年を通じて温暖な気候で雨も少ない地域です。冬も他の地域に比べて暖かいため、冬でも薄着で大丈夫です。

また、海と山が近くにあるため、季節によっては「午前中は海で遊び、午後から雪山でスノボ」なんてこと可能です。

 

2. エンターテイメント業界の中心

映画やテレビの制作が盛んで、エンターテイメント関連の仕事や文化が豊富です。テーマパークひとつにしても、みんな大好きDisneyland Park&Disney California Adventure Parkや映画の舞台セットがそのままUniversal Studios Hollywoodなどをはじめ、世界で一番最初につくられたテーマパークのKnott's Berry Farm、絶叫系好きにはたまらないSix Flags Magic Mountainなど、たくさんのエンターテイメントで溢れています。

 

3. 多様な文化

「白人」が大多数を占めると思われているロサンゼルス。実は、人種比率はヒスパニック系が45%と約半分、アジア系が16%、なんと白人は28%と少数派なのです。(ジェトロ調べ:2022年10月時点)

ロサンゼルスは、多様な民族や文化が共存し、様々なレストランや文化イベントが楽しめます。

私が移住直後に通ったAdult Schoolでは、ひとクラスに20カ国もの国々から集まっていました!

 

4. 自然の美しさ

ロサンゼルスは、美しいビーチや山々に囲まれており、マリンスポーツやキャンピングなどの自然と一体になれるアウトドア活動が豊富です。

 

5. キャリアの機会

エンターテイメント、テクノロジー、ファッション、フードなど多くの産業が集まるため、キャリアの機会が豊富です。

 

 

【デメリット】

1. 交通渋滞

一人一台という車社会なため、通勤時間帯の交通渋滞は特に深刻です。また、土日はどこのショッピングモールもいっぱいで、移動だけでなく駐車場を探すことにさえ時間がかかる場合が多いです。

 

2. 高い生活費

住宅や食料品の価格が高く、生活費が他の地域に比べて高めです。

例えば、この前「くら寿司」に行ってきましたが、1皿$3.50(2023年10月時点では、日本円で520円程度)となっています。

 

3. 自然災害のリスク

米連邦緊急事態管理局(FEMA)によると、自然災害のリスクはロサンゼルスが全米ワースト1位

地震、山火事、泥流、洪水などの災害、また人口密度が高く、被害が大きいことがその理由となっているようです。

 

4. 一部地域の犯罪率

ギャング同士の抗争等による殺人事件や強盗、スリ・置き引き、ヘイトクライムなど日本と比べると圧倒的に犯罪率が高く、住環境を選ぶ際には特に注意が必要です。

※特に、最近「950ドル(約15万円)未満の万引きや窃盗を重罪に問わない」というカリフォルニア州の州法が新たに制定されたため、ロサンゼルスはカオス状態です😢

こちらについては、次回もう少し細かくお話していきます。

 

5. 発展しない公共交通機関

移動には自動車を必要な場合が多く、公共交通機関の発展が他の都市に比べてかなり遅れています。

また、公共交通機関の利用は、犯罪に遭遇する割合も高いため、ほとんどの人は自動車での移動をしています。

 

さて、ロサンゼルス生活のメリットとデメリットを簡単に説明してきましたが、「住めば都」とはよく言ったもので、私も在住10年目を迎え、今となっては日本よりロサンゼルスの方が住みやすいと感じるようになってきました。