日本とアメリカの違い Part3(子育て編)

第3回目となる今回は、日本とアメリカの「子育ての違い」を紹介していきます。

「日本とアメリカでは、こんなに違っているの!?」と驚かれること間違いなしですよ。

 

1. 寝る場所

日本: 生まれたばかりの乳幼児は、母親と一緒に寝るのがごく一般的です。
アメリカ: 生まれて直ぐに、親子別室(もしくは同室でも別のベッド)で寝るのが一般的です。もちろん、夜泣きなどがあれば直ぐに駆けつけますが、基本は夫婦の時間💑を大切にするため、生まれて直ぐの乳幼児だったとしても、夜は別々に寝ます。

 

2. お風呂

日本: 生まれてから子どもが小学校に入学するぐらいまで、もしくは小学1~2年生ぐらいでも、親と一緒にお風呂に入るのはごく普通のこです。一緒に湯船につかりながら遊ぶなんて光景は、幸せの象徴のようなイメージですよね。
アメリカ: 歩けないようなベイビーのうちは一緒に入りますが、歩けるようになってきたら、親は風呂場の外から洋服を着た状態で子どもを洗ってあげます。アメリカは、特にシャワーだけということも多いので、本当にササッと洗って「はい、おしまい」という感じです。特に、小学校になった娘が「パパと一緒にお風呂に入っている」なんてことを学校で話し、それが教師の耳に入りでもすれば、一発で校長に呼ばれます。下手すれば、警察沙汰の大きな問題に発展するほどのことなのです。

アメリカでは、例え幼児であっても性的虐待ととらえられてしまうのです。

 

3. 褒め方

日本: 自分の子どもが他の子よりも良くできる子だと思っていても、第三者の前では「それほどでもないですよ」などと謙遜する傾向があります。
アメリカ: とにかく褒めまくります!褒めて褒めて子どもの自尊心や自発性、挑戦する精神などを伸ばします。見ているこっちまで元気が出るような、そして、こっちまで応援したくなるほど、全力で褒めて応援します。

 

4. 経験のさせ方

日本: 子どもがケガをしないように、間違えないように、失敗しないようにと、先回り先回りして子どもをサポートさせることが多い傾向にあります。
アメリカ: 一見放任のよう(実際に放任の親もいますが)で、まずは「経験」させます。そのうえで、「どうすればケガをしなかったのか」、「どうして間違えたのか」、「なぜ失敗したのか」を自分で考えさせます。

 

5. イクメン

日本: 子育てをする父親をイクメンと呼んだりします。
アメリカ: 父親が育児をするのは当たり前で、母親と父親がだいたい50/50の割合で分担します。もちろん専業主婦の場合は、母親の割合の方が大きくはなりますが、学校や習い事への送り迎え、洗濯や食器洗い、休日に子どもと遊ぶなど、日本の専業主婦の家庭の父親よりは、アメリカの父親にはかなりの家事分担・子育ての役割があります。

 

これは、どちらが良いとかどちらの方が優れているということではありません。そもそも文化が違いますし、アメリカで暮らす子どもたちの方が、圧倒的に犯罪に手を染める割合が高いのです。つまり、何が正解で何が間違いなのかという答えのようなものは存在しないのです。

ここで私がお伝えしたかったのは、学校の違いの時も同じことを言いましたが、それぞれの国の良いところを見つけ、良いと思ったところから取り入れていくことこそが、家族みんなが幸せになる要因なのだと思います。