ソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)を取得しよう!

ソーシャルセキュリティーナンバー(以下SSN)って何なの?

SSNは、そもそも社会保障の受領者を特定するために生まれた制度であり、税金申告や年金の管理のため使われる一方、個人証明のIDとしても利用され、銀行口座の開設、運転免許の取得などの際にも求めらる重要な番号です。

そのため、旅行者が簡単に発行してもらえるようなものではありません。

 

外国人の場合は、就労可能なビザ所持者、アメリカ国籍の人と結婚して永住権(グリーンカード)取得の申請をしている人などは、SSN取得が可能です。

※短期滞在者、学生ビザ、就労予定のない配偶者ビザの人は、まず取得できないと思って間違いないです。

 

また、「外国人のSSN取得は年々厳しくなっている。」と言われています。取得の際は、社会保障局≪ソーシャル・セキュリティー・アドミニストレーションオフィス(SSA≫(http://www.ssa.gov)や日本領事館で、最新情報の確認をすることをお勧めします。

 

次に、SSN取得までの流れについて簡単にご説明しましょう!

1. 必要な書類の準備

パスポートまたは正式な身分証明書(米国市民権証明書、永住権カードなど)を持参します。

※ビザやI-94(入国・出国レコード)などの移民関連の書類が必要となる場合もあります。

 

2. 近くのソーシャルセキュリティ局(Social Security Administration, SSA)のオフィスを探す

住んでいる地域にあるお近くのSSAオフィスをインターネットで検索します。

 

3. オフィスへの訪問

SSAオフィスに行き、ソーシャルセキュリティナンバーの申請手続きを行います。

事前予約が必要な場合もあるので、前もって確認しておくようにしましょう。

 

4. 申請用紙の記入

SSAで提供される申請用紙(Form SS-5)に必要事項を記入します。
必要事項には、氏名、生年月日、出生地、親の氏名などが含まれます。

申請用紙はウェブページ(www.ssa.gov/forms/ss-5.pdf)からダウンロードすることもできるので、事前に記入しておくと時間に余裕をもって行動ができるでしょう。

 

5. 必要書類の提出

パスポートや身分証明書などの必要書類を提出します。


6. 申請の処理

申請が受理されると、SSAはソーシャルセキュリティ番号カードを発行する手続きを開始します。

 

7. カードの受け取り

申請後、14日以内にカードが郵便で届きます。しかし、場合によっては、数週間から数ヶ月後になる場合もあるので、申請後は気長に待ちましょう。


8. 保管と注意事項

受け取ったカードは安全に保管し、紛失や盗難から守るために大切に扱います。

 

重要な注意点:

ソーシャルセキュリティナンバーは、個人情報の中でも最も重要な情報のひとつなので、他人に知られないように注意してください。
カードの紛失・破損などの場合は、いつでも再発行手続きを行うことができます。

手続きの際には、現地のSSAオフィスの要件や手続きが変わる場合があるため、事前に公式ウェブサイトで最新情報を確認することをお勧めします。

 

では、次回は自動車免許の取得手順についてお話していきたいと思います。